『地区民の連帯は、よい共存生活を保つ上で最も大切です。みなさんからも“ことよせ”をいただき、風通しのよい松山をと希い「まつかぜ」と名付けました』とは地区会長の公報紙命名の弁であります。
C松山地区におのずから具わる歴史的文化遺産に眼を開き、そこか引去わって来る地区民としての誇りを大切に守り育てていく風習を後世に伝承すべくつとめる。
DCの継続をはかる方途の1つとして、公報「まつかぜ」に“松山のむかし”を連載し、同時に「昔を語る会」を発足させ、同好の士を募る。
3.コミュニティ活動の現況
以上のとおりですが、これを具体的に実現するため、次の諸団体の育成助長につとめている。
@子供育成会・学校・PTA・地区民生児童委員との連携を強化し、夏はキャンプ、サイクリング大会、秋は芋煮会、冬はスキー大会等主に野外でのイベントを開催した。
A老人クラブ「長寿会」地区内70才以上の高齢者は200人を突破し、うち65才以上の会員は100人であるが、よく健康に恵まれ、ゲートボール大会での入賞もしばしば、県道の革とり清掃奉仕(年2回)、独り暮し高齢者への慰門、交通安全教室の開催、中でも地区内の保育園々児との“ふれあい事業”は、齢を忘れて喜びを味わっている。(年間8回)
Bこの他、趣味のサークル活動には、(1)会長がいる(2)会員が10人以上で会費を徴収している、(3)会合が少くても月1回以上である等の条件を具えているものについては、1万円から3万円の助成金を補助することにしています。その他の団体についても自主的、積極的に活動しています。
この中にあって、地区独自で、昭和初期頃まで行われていた「どんど焼き」を復活することにしました、これは古式にのっとり儀式を伴う他に例を見ない祭りであります。
神官が、厳粛なうちに先手水儀から始まって玉串拝礼、徹饌そして鑚り火の儀に至って焚上(点火)が行われる。
焚上げの火は、年男が「鑚り杵」と「鑽り臼」により浄化をつくり、神官が松明に採火し、古札とどんどに点火する。古札は新木で櫓を組んで焼き、松おくりのどんどとは別な神事である。
この行事は毎年1月15日に、多目的広場で行われ、近隣からの参加者や、中には遠くからの参観者も見られるようになった。この松山どんど焼きは、先人たちとの深い心の交わりの儀式である。
また、70才以上の1人暮し高齢者30人に、食生活改善の会員の協力で、季節料理のお弁当を冷めない容器に入れ福祉連絡会の会員が、お昼の時間に配達して回り、そのとき、秘密厳守で健康問題や、日常の悩み等の相談にも預っています。
4.むすび
多くの人達の力の結集が、松山コミュニティセンターとして完成した。出来上った建物を見るとき、よく出来たナと見るだけで、その裏に隠れている苦労の数々は、誰も語ってはくれない。施設はいかに立派に出来ても、問題はそれを使う人達にあるのではないだろうか。この施設を見事に使いこなし、コミュニティの花を地区いっぱいに咲かせるように努めていきたいものであります。

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